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私は好きな事しかしない。私は自分の人生を、自分が好きな事だけで切り開いて来たの。

 
いかにも個性の強いココ・シャネルの名言です。

 

私がこの名言を読んだのは、小学校に行く朝でした。私はそれを見ても、そんな人生が本当に送れるのかと、ボンヤリ思っただけでした。

 

私の学校では卒業近くになると、家庭科の授業で好きな料理を作って、皆で食べる事になっていました。

 

私の席の近くにあまり親しくもない友人が2人いて、その日彼らは何故か私も含めた3人でパスタを作ると話していました。ただ、この好きに料理を作る授業は食材に限りがありました。

 

始まって1分もしない内に、食材のほとんどは他の子達が持っていってしまい、私が手に取れたのはネギ1つでした。

 

それを見た親しくない友人の1人が私に「ネギだけじゃ、料理が出来ないじゃないか」と言って来ました。

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正直、腹立ちしかなかった私は、ネギを黙って彼に差し出して、他の料理を作る手は無いか考えました。

 

このまま料理を作れなかったら、周囲の友達も先生も、私の落ち度を見て眉をひそめるでしょう。

 
その時、頭によぎったのが、現実逃避的な意味で、ココ・シャネルの名言のように好きな事をしたい、と言う思いでした。

 
けれど、そこに食材は見当たりません。

 

その時、私は各テーブルに小麦粉の入ったケースがあるを見つけました。それを見て、私はすぐドーナツのCMを見て、いつも生クリームのついたドーナツを食べたいと感じていた事を思い出しました。

 

急いで教科書からドーナツの作り方を探し作り始めました。何とか授業時間内に作り終えましたが、クラスでお菓子を作ったのは私1人でした。

 

そのため、他の料理のデザートとして、皆すべて平らげてくれました。名言のように好きな事が身を助ける事があるんだ。そう感じた、初めの日でした。

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